シンガポール広告代理店ベンチャー企業支援ファンド13号
概要・リスク
本ファンドの概要
実質的な貸付先に対する貸付通貨(※1) | 米ドル建て |
表面利回り(※2) | 年8.3% |
投資倍率(※2) | 1.175倍 |
最低投資金額/投資単位 | 10,000円以上10,000円単位 |
当初販売目標金額(※3) | 10,000,000円 |
募集期間(※4) | 2020年1月28日~2020年2月10日 |
運用期間(予定) | 2020年2月~2022年2月(25ヵ月) |
分配金支払い年月(予定) | 2022年3月 |
分配金支払い方法 | 満期一括 |
※1 直近の貸付通貨の為替動向はこちらをご確認ください。
※2 表面利回りおよび投資倍率は、運用手数料<4.8%(年率換算2.4%)>を差し引いた数字となります。
注:1)上記の運用手数料は運用開始時にご負担いただく形になります。
2)運用益に対しては源泉徴収税が別途差し引かれます。
3)表面利回りおよび投資倍率の詳細はこちらでご確認ください。
※3 投資家の皆様からの応募金額が少ない等によりファンドが成立しない場合があります。
※4 募集期間中に当初販売目標金額に達した時はその時点で募集を終える場合があります。
ファンドのリスク
実質的な貸付先その他の関係者の信用リスク
ファンドの資金は、匿名組合の営業者としてファンドを運営する当社のグループ会社からの他のグループ会社に対する貸付を経由して、最終的に海外の資金需要者(実質的な貸付先)に対する貸付債権の取得資金(貸付金または購入代金)に充てられます。
個々の事情や経済情勢等により実質的な貸付先からの返済が当初の想定通りになされなかった場合、または何らかの事情により上記のグループ会社の財政状態が悪化した場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、投資家の皆様への分配金額の減少や分配金の遅延などが生じるおそれがあります。
【本ファンドの場合】
<実質的な貸付先>
BONSEY JADEN PTE. LTD.(シンガポール共和国に籍を置く事業者)
<匿名組合の営業者として本ファンドを運営する当社のグループ会社>
クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)
<本ファンドからの借入金により実質的な貸付先に対する貸付けを行う当社のグループ会社>
Crowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)
為替変動リスク
為替レートの変動によって分配金は増減します。
【本ファンドの場合】
円/米ドルの為替レートの変動
ファンドの投資スキームに関わるリスク
当社のファンドは、関係各国の法制(各国間における租税条約や税制を含む)に従い、複数の関係者における業務の連携を伴う投資スキームを基盤としています。そのため、関係国における政治経済情勢の変動や法制の変更、関係者における業務遂行の困難や不能等により投資スキームが十分に機能しなかった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、投資家の皆様への分配金額の減少や分配時期の遅延などが生じるおそれがあります。
【本ファンドの場合】
本ファンドに関係する国:日本国(当社およびクラウドクレジット・ファンディングの所在国)、エストニア共和国(エストニアグループ会社の所在国)、シンガポール共和国(実質的な貸付先の所在国および事業展開国)
その他のリスク
その他のリスクやリスクの詳細等は同ページにある「契約締結前交付書面」に記載しております。事前に必ずご確認ください。
営業者・募集取扱者について
匿名組合の営業者 | :クラウドクレジット・ファンディング合同会社 |
募集・私募取扱業者 | :クラウドクレジット株式会社 |
※クラウドクレジット・ファンディング合同会社とはクラウドクレジット株式会社の100%子会社です
仕組み
本ファンドの投資スキーム
本ファンドは、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)がクラウドクレジット株式会社(以下「当社」といいます)のエストニア子会社であるCrowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)に対して貸付けを行います。
その上でエストニアグループ会社はこの借入金を原資として、シンガポール共和国を拠点としてASEAN圏を中心に広告代理店業を展開する事業者、BONSEY JADEN PTE. LTD.(以下「Bonsey Jaden社」といいます)へ貸付けを行います。
投資家の皆様には、クラウドクレジット・ファンディングのエストニアグループ会社向けの貸付事業に対して出資していただきます。
- エストニアグループ会社からBonsey Jaden社への貸付金利は年利14.0%です。また、Bonsey Jaden社は融資アレンジメント料として融資実行額の1.0%をエストニアグループ会社に支払います。
- シンガポールにおける源泉徴収税は貸付金利に対して10.0%です。
- エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
- エストニアグループ会社がBonsey Jaden社に対して米ドル建てで貸付けをするにあたり外国為替手数料等が発生します。
- エストニアグループ会社がクラウドクレジット・ファンディングに対して返済を終えた後にエストニアグループ会社に残った財産はエストニアグループ会社の収入となります。
本ファンドに関する重要情報
1.当社はクラウドクレジット・ファンディングとエストニアグループ会社の議決権を100%保有しております。
また当社の代表取締役である杉山智行は、クラウドクレジット・ファンディングの代表社員としての当社の職務執行者およびエストニアグループ会社のDirectorをそれぞれ兼務しており、両社の財務および営業または事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。
2.クラウドクレジット・ファンディングおよびエストニアグループ会社の主な経営・財務指標は以下の通りです。
3.本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、上記の説明のほか、本サイトに掲載しております本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
4.本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、クラウドクレジット・ファンディングが開設するファンドの種類別・号数別に開設する預金口座で分別管理を行います。
銀行の商号 株式会社三井住友銀行
営業所の名称 日比谷支店
所在地 東京都港区西新橋1 – 3 – 1
口座名義 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。
口座番号 本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。
※分別管理を行う預金口座へ直接お振込みされないようご注意ください。
5.本ファンドに関するリスクにつきましては、「概要・リスク」タブに記載した説明に加え、本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。
6.出資いただいた後の本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、クラウドクレジット・ファンディングの委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含みます)に掲載する方法または電子メールにて送付する方法により投資家の皆様にファンド報告書を交付してお知らせいたします。
7.本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないこと、またはエストニアグループ会社に資金を貸付け回収する事業が開始できないと判断したことを理由にクラウドクレジット・ファンディングが匿名組合契約を解除した場合を除き、払戻しはいたしません。詳しくは本ファンドに関する契約締結前交付書面をご確認ください。
貸付先情報
「シンガポール広告代理店ベンチャー企業支援ファンド」シリーズ
実質的な貸付先の基本情報(※)
業者の名称 | BONSEY JADEN PTE. LTD. |
所在地 | シンガポール共和国 19 CARPENTER STREET#02-01SINGAPORE |
事業展開している国・地域 | シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、米国 |
業種 | サービス業 (デジタルブランディング/マーケティング) |
設立年月日 | 2013年10月24日 |
主要メンバー | 【Chairman】Jonathan Bonsey 【CEO】Daniel Posavac 【Managing Director】Nic Robertson |
従業員数 | 160名(シンガポール本社:20名) |
ホームページ | https://bonseyjaden.com/(英語) |
備考 | - |
本ファンドの実質的な貸付先の事業内容
BONSEY JADEN PTE. LTD.(以下「Bonsey Jaden社」といいます)は、今後益々成長が見込まれるASEAN圏のデジタルマーケティング市場で、総合サービスが提供可能なリーディングカンパニーとなることを目指して、2013年にシンガポールで設立されたベンチャー企業です。創業以来、顧客企業にWebサイトやモバイルアプリを提供するだけに止まらず、ソーシャルメディアを活用したWebキャンペーンの企画や新しい切り口のブランド戦略を提供する等、デジタルマーケティング分野で複合的なサービスを展開しています。
Bonsey Jaden社は創業以来、赤字決算が続いていましたが、2018年6月に黒字転換を果たしました。世界的な一般消費財メーカーや日本の大手飲料メーカーのグループ会社などの大口顧客を含めた顧客維持(リピート)率の高さに加え、同社のブランド価値の高まりが新規顧客獲得に繋がっており、今後も黒字の継続、拡大を見込んでおります。
本ファンドの実質的な貸付先の財務情報等
直近の財務諸表等(※)
営業収益 | 5,751,585 |
税引き前当期純利益 | 717,671 |
総資産 | 7,123,116 |
総負債 | 4,908,939 |
純資産 | 2,214,176 |
未解決訴訟数 | 0 |
その他特記事項 | - |
※ 2018年12月期のBonsey Jaden社の単体決算情報を記載しております。
注)なお、本件財務諸表は監査承認前(現在監査中)の数値であり、この点、ご留意・ご了承の上、ご検討いただきますようお願い申し上げます。
単位::シンガポールドル
メッセージ
本ファンド組成にあたって投資家の皆様へお伝えしたいこと
Bonsey Jaden社メンバーと当社商品部の白坂(写真中央)
本ファンドの当社担当者からのメッセージ
本ファンドは、シンガポールを拠点としてASEAN圏を中心に広告代理店業を行うBONSEY JADEN PTE. LTD.(以下「Bonsey Jaden社」といいます)に対し、米ドル建てで貸付を行うものです。
✔ 本ファンドは2013年10月にシンガポールで設立され、ASEAN圏を中心に広告代理店業を営むベンチャー企業であるBonsey Jaden社に対して貸付を行います。
✔ Bonsey Jaden社は2018年6月に黒字転換し、今後も順調に黒字を継続、拡大していくことが見込まれています。
✔ 本ファンドは米ドル建てで25ヵ月間運用し、募集時表面利回り(年率換算、税引前)は8.3%です。
【Bonsey Jaden社について】
創業者であるJonathan Bonsey氏とDaniel Posavac氏はBonsey Jaden社を設立する前に、Jonathan Bonsey氏はシンガポールの大手企業を主要顧客に1990年代からブランド戦略を立案・提供しているマーケティング企業を、Daniel Posavac氏はWebサイト構築を含むデジタルマーケティングを手掛けているITベンチャー企業を創業しています。
そのような輝かしい経歴を持つ2人が手を組み、今後益々成長が見込まれるASEAN圏のデジタルマーケティング市場で総合サービスが提供可能なリーディングカンパニーとなることを目指して、Bonsey Jaden社はシンガポールで2013年10月に設立されました
Bonsey Jaden社は創業以来、顧客である企業にWebサイトやモバイルアプリを提供するだけに止まらず、ソーシャルメディアを活用したWebキャンペーンの企画や新しい切り口のブランド戦略を提供する等、デジタルマーケティング分野で複合的なサービスを展開しています。今後、革新的な技術や斬新なアプローチを積極的に活用した新たなサービスを開発する予定です。
2019年5月現在、20名がシンガポール本社に勤務し、各人がマーケティング・ブランド戦略・ITのいずれかを得意分野とするプロフェッショナルです。また、シンガポール本社以外にもベトナム、インドネシア、フィリピンなどASEAN圏及び米国拠点を含む計10ヵ所に事務所を展開しており、合計160名が勤務しています。
【顧客に支持されるBonsey Jaden社の高品質なサービス】
Bonsey Jaden社の強みとして、まず、創業者2名それぞれが蓄積してきたASEAN圏でのブランド戦略とデジタルマーケティングに関するノウハウに裏付けられた高い信頼性が挙げられます。
具体例を挙げると、ITを活用して仮説-検証プロセスを高頻度で実施することでマーケティング精度を向上することに長けている点や、最新技術を積極的に取り入れた目を引くようなプロモーションを機動的に展開する意思決定の速さが、顧客から特に評価されています。
また、Bonsey Jaden社は常にマーケットの動向を把握し、今後の増加が予見される新しい需要に対して新たなサービスを開発・提案することにも秀でています。さらに、Bonsey Jaden社は少数精鋭の態勢をとっており、こういった総合的かつ高品質のサービスを、大手の広告代理店よりもリーズナブルに提供出来ることも大きな強みです。
【世界のトップ企業を顧客に持つ強み】
Bonsey Jaden社を支持する顧客の中でひときわ存在感を放つのは、マーケティングの重要性をよく理解し、世界中で活躍する複数のトップ企業です。その中には、世界的な一般消費財メーカーや、日本の大手飲料メーカーのグループ会社を含みます。
これらのトップ企業は、特にASEANの主要な6ヵ国(ASEAN6)について、各国が異なる文化・宗教・言語・志向等を持つことをよく理解した上で、商品展開や顧客へのアプローチ手法を小刻みに変化させる用意があり、最適な選択をするために、高いレベルのマーケティングを望んでいます。
Bonsey Jaden社はその要望に応えることでこれらのトップ企業を顧客として繋ぎとめるとともに、ASEAN6の統合デジタルブランディング企業としての地位を確立しつつあります。
【今後も見込まれる黒字の継続と拡大】
Bonsey Jaden社は創業以来、赤字決算が続いていましたが、2018年6月に黒字転換を果たしました。世界的な一般消費財メーカーや日本の大手飲料メーカーのグループ会社などの大口顧客を含めた顧客維持(リピート)率の高さに加え、同社のブランド価値の高まりが新規顧客獲得に繋がっており、今後も黒字の継続、拡大を見込んでおります
【本ファンドの注意点】
本ファンドは成長が著しいベンチャー企業に対して融資を行うものです。そのような企業に対する客観的評価は短期的に大きく変化しがちであり、結果的に、繰上償還を招く可能性があることを予めご了承ください。
本ファンドは運用期間を25カ月としていますが、Bonsey Jaden社が期限前返済を行う場合等には、繰上償還によって25カ月よりも短い運用期間で本ファンドを終了することとなります。Bonsey Jaden社が本ファンドを期限前返済することが想定されるのは、例えば、地場の民間金融機関がBonsey Jaden社の信用力を高く評価して本ファンドよりも低い金利でBonsey Jaden社に対して融資を行う場合などです。
ただし、本ファンドはBonsey Jaden社に対して、融資に関する契約書の中で、融資開始後12カ月以内の期限前返済を禁止しています。また、Bonsey Jaden社が13カ月目以降に期限前返済を行う場合、Bonsey Jaden社は貸付元本の2%を期限前返済手数料として支払う義務があります。その手数料は、投資家の皆様へ支払われます。
過去の運用実績
「シンガポール広告代理店ベンチャー企業支援ファンド」シリーズ
【満期時運用レポート】
公開中のレポートはありません。
【運用状況報告】
公開中のレポートはありません。