償還実績あり
【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト15号
【実物資産で裏打】
基本データ
基本データ
当初販売金額 :1,000万円
期待利回り :10.8%
※この期待利回りは運用手数料差し引き後、ヘッジ担保金の影響考慮後の数字です。
※期待利回りの計算期間はグループ会社貸付実行日から匿名組合契約の終了日までとしています。
投資倍率 :1.111倍
分配予定日 :2018年5月上旬(満期一括返済)
販売手数料 :0円
運用手数料 :当初出資額の1.5%(運用開始時にご負担いただきます)
ヘッジ担保金 :当初出資額の5.0%
(運用開始時に預託いただき、原則として満期時に返金いたします。)
※ヘッジ担保金スキームについては、「投資スキーム」および「主なリスク」のページで説明しています。
最低投資金額 :10,000円 ( 追加単位: 10,000 円 )
通貨 :ユーロ建て(円ヘッジ付き)
リスク低減の仕組み:実物資産の裏打ちあり
営業者 :クラウドクレジット・ファンディング合同会社
(クラウドクレジット株式会社の100%子会社)
私募取扱業者 :クラウドクレジット株式会社
クラウドクレジット株式会社とグループ企業の関係図
募集から返済完了期間について
募集期間:2017年3月27日~2017年4月12日
運用期間:原則2018年4月末まで
関連動画
本プロジェクトで提携をしているOvamba社は、カメルーン国内の中小企業に対し、トレードファイナンスという形態をとって資金を供給しています。この動画ではOvamba社の顧客のひとつであるタイヤ輸入販売業者のインタビューをご紹介しております。ぜひご覧ください。
商品紹介
責任者からのご案内
当ファンドは運用期間約13か月、トレードファイナンス取引という実物資産に裏打ちされた取引への投資を行う中で、実質円建てで10.8%の期待利回りを実現しています。
こういったアップサイドを期待できるのは、自国通貨建長期信用格付がシングルB(S&P、日本はA+、ペルーはA-)であるカメルーンというフロンティア市場への投資だからです。
フロンティア市場への投資は一見ハイリスクにみえますが、カメルーンのケースでは、IMF、世界銀行等の貧困削減プログラムによって定期的に政府債務の減免を受けており、それによって健全な政府財政を保ち、またIMFのプログラムに従った堅実なインフラ投資やマクロ経済運営を行える、という仕組みが存在しています。
また、この特殊な投資環境はIMFおよび世界銀行の貧困削減プログラムがあることによって出来たものですので、当ファンドではその趣旨に従い、クラウドクレジット・ファンディング合同会社がご提供するファンドの中でも特に高いと思われる社会的リターンをあげることを目指した投資を行っています。
経済的リターンと社会的リターンとの両面から十分な魅力を備えたファンドをお届けできたと考えておりますので、ぜひご検討を頂けますと幸いです。
セールスからのオススメポイント
当社グループで初のアフリカを対象としたファンドになります。投資対象国カメルーンはフロンティア市場ならではの旺盛な資金需要があり、2000年以降GDPも堅調に推移していることから魅力的な経済状態であることがわかります。
しかしながらまだ発展途上であるため高い期待利回りを狙うことができ、マイナス金利の影響で運用難に直面している日本の投資家と資金を必要としているカメルーンの資金需要者が繋がることでお互いにとってメリットのあるファンドであると言えます。
オススメポイント
【為替ヘッジ付きで期待利回り10.8%!】
募集開始以来常にご好評いただいている「カメルーン中小企業支援プロジェクト」に為替ヘッジを付けることで為替リスクを抑えつつ、短期間で高い金利を目指せる大変魅力的な商品としてご提供いたします。国内ソーシャルレンディングの中でも高い期待利回りを短期で運用するファンドをご提供することで投資家の方々のニーズにお応えします!
【フロンティア市場、アフリカへの投資!】
アフリカはまだまだ発展途上の国が多く、その分投資対象として魅力的な国が存在します。今回の投資対象であるカメルーンも同様で発展途上であるからこそ大きな発展のチャンスがあります。経済発展の際に高まる資金需要に投資することで高い期待利回りを目指します。
【高い社会性】
カメルーンでは収益を上げていながらも金融機関にアクセスできていない中小事業者が多数存在しておりここに投資資金を投下することで少なからずカメルーン経済の発展を後押しします。「せっかくならば社会性の高い投資をしたい」、「自分の投資したお金を意義のあることにつかってほしい」といった方には特にオススメです。
本ファンドの特徴
商品性
円建て10.8%の投資期待利回りの中小企業支援ファンド
本ファンドは、Ovamba Cameroon Solutions Sarl(以下、Ovamba社)が行っているカメルーンの中小企業へのトレードファイナンスに参加(パーティシペーション)することを通して、カメルーン国内の中小企業に投資をするファンドです。Ovamba社は、与信審査のノウハウが得られた小売・資源・農業・インフラに関連する業者に与信の対象を絞る、動産・不動産の売戻条件付売買契約により実質的に担保をとる、3,000項目にも及ぶ顧客の属性項目を信用リスク判断のために使用する、といったことにより損失リスクを低減させております。
トレードファイナンスについて
一般的に、「売戻条件付売買契約」に該当する商行為を指します。
本ファンドでは、具体的に以下のようなトレードファイナンスを行います。
① 事業の為に現地通貨資金を必要としているカメルーンの中小事業者がいるとします。
② 当該事業者が取り扱う商品をOvamba社が市場価値の40~60%の価格で購入すると共に、当該事業者に対して一定期間後に売り戻す契約をします。(当該商品の所有権はOvamba社に移転するので、実質的に有担保で貸付をしているのと同等の効果があります。)
③ ②で得た資金を当該事業者は事業の運転資金に回します。
④ 一定期間後にOvamba社は当初契約に基づいて、商品を当該事業者に対して売り戻します。
⑤ Ovamba社は購入時よりも高い価格で当該商品を売り戻すことで投入資金を回収すると共に、運営費と適切な利益を確保します。
これにより、与信期間中は当該中小企業が取り扱っている商品実物の所有権が与信元であるOvamba社に移転しており、実質的に担保物の供与を受けているのと同様の経済効果を持っております。また、万が一、当該中小企業が商品の買戻しを履行できなかった場合にはOvamba社は当該商品を第三者に売却することで資金の回収を図ることが可能です。
大手金融機関から出資を受けたFinTech(フィンテック)企業同士の提携案件
Ovamba社はMackinsey & Co. 出身でOvamba創設者でありCEOでもあるMarvin Cole氏を筆頭に、金融業界やコンサルティングファームでの経験を積んだメンバーで運営されているFintech(フィンテック)企業のひとつです。また、Ovamba社は、BlackRock、Barclays Wealth、AXA Investment
Management、Investecといった大手のアセットマネジメント会社より出資を受けているGLI Finance
Limitedより取引の仕組みについてアドバイスを受けており、当ファンドは大手金融機関から出資を受けたフィンテック企業同士の提携案件です。
カメルーン中小企業支援プロジェクト関連ブログはこちら
カメルーン中小企業支援プロジェクトから見るアフリカ 第1回
カメルーン中小企業支援プロジェクトから見るアフリカ 第2回
カメルーン中小企業支援プロジェクトから見るアフリカ 第3回
カメルーン中小企業支援プロジェクトから見るアフリカ 第4回
社会貢献
カメルーン経済をサポート
カメルーンは人口約2,000万人、一人当たりGDPは約1,400ドルと世界150位(IMF、2015年)と、カンボジアと同程度の規模の国です。
Ovamba社が事業を展開する、カメルーンが属するサブサハラ・アフリカ地域では中小事業者の16%しか金融機関にアクセスができていないと言われており、資金需要者に対する資金供給が追い付いていない現状があります。その資金ギャップはOvamba社の調査によると1,200億円程度ともいわれています。
また、近年アフリカ地域においてもテロ組織の活動が活発化しており、カメルーンもその例外ではありません。その背景にはお金やバイクなどと引き換えに、貧困層をテロ組織へ勧誘している、という現状があります。
当ファンドでは、カメルーンの中小事業者へ資金供給を行うことで、カメルーン経済のサポートを目指します。
投資スキーム
投資スキームについて
クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下、合同会社)はクラウドクレジット株式会社のエストニア子会社(以下、エストニアグループ会社)に対して貸付けを行い、エストニアグループ会社はこの借入金を原資として、現地提携企業Ovamba Cameroon Solutions Sarl(以下、Ovamba社)
グループのモーリシャス法人であるPan Africa Investment Funding Limited PCC.への貸付けを実行します。お客様には、合同会社のエストニアグループ会社貸付事業に対して出資いただきます。
貸付金の元本と利息部分にあたる金額に対して、合同会社はMFX Solutionsと為替ヘッジを実施します。これに先立って、営業者である合同会社は2017年2月13日に為替ヘッジの取引相手である
MFX Solutions との間で包括的な取引担保金に関する契約書(Additional Access Fee Agreement)
(以下「ヘッジ担保金契約」)を締結し、2017年3月10日以降に販売される【為替ヘッジあり】の
ファンドには一定の留保金が発生することになりました。
詳しくは下の「ヘッジ担保金スキームについて」をご覧ください。
Pan Africa Investment Funding Limited PCC. はカメルーン国内の中小事業者に対してトレードファイナンスの形態で流動性を供給するOvamba社に対し、パーティシペーション(参加 ※)を行います。資金需要の開拓、トレードファイナンスに係る審査及び管理はOvamba社が行います。
※ パーティシペーション(参加)・・・金融取引の債権者と債務者の権利義務関係を移転させずに原債権に係る経済的利益とリスクを原債権者から参加者に移転させる契約をいいます。
ヘッジ担保金スキームについて
① 営業者である合同会社は、運用開始時に出資金の一部(5.0%)をUSドル貨に転換して留保します。
② 合同会社はMFX Solutionsと締結したヘッジ担保金契約に定めるスケジュールに基づき、留保された出資金を原資に、それで不足する場合はクラウドクレジット株式会社からの借入金も合わせて、同社にヘッジ担保金を預託します。
③ MFX Solutionsとの間のヘッジ総額が一定水準を下回った場合、ヘッジ担保金が返還される場合があります。
④ ファンド終了時に、留保されていた出資金の一部(5.0%)のヘッジ担保金は円貨に転換して利息を付さずに出資者に返還されます。この際に、為替差益または為替差損が生じる可能性があります。
提携会社
提携会社
本ファンドの事業で貸付を受けるエストニアグループ会社はカメルーンのOvamba
Cameroon Solutions Sarl(オバンバカメルーンソリューションズ、以下、Ovamba社)が
行う中小企業向けトレードファイナンス(売戻条件付売買契約)を投資対象としており、
クラウドクレジット・ファンディング合同会社はOvamba社と提携を行っております。
Ovambaグループを統括するのはアメリカのOvamba Solutions Inc. で2013年4月に設立されています。Ovamba社はカメルーンのドゥアラで2014年6月よりサービスを開始しており、小売・資源・農業・インフラに関連する業者への与信審査のノウハウを蓄積しております。
OvambaグループはJP Morgan Chase、Barclaysといった銀行やMckinsey & Coといったコンサルティングファームで経験を積んだマネジメントチームにより運営されています。
また、Ovamba社は、BlackRock Global、Barclays Wealth、AXA Investment Managers、
Investec Asset Managementといった大手のアセットマネジメント会社より出資を受けているGLI Finance Limitedより取引の仕組みについてアドバイスを受けながら運営をしております。
2015年12月現在、インドの開発拠点を含め、従業員は42名在籍しております。
本ファンドでは、社会性のある投資や貸付を行う主体への為替ヘッジ・ソリューションの提供を行っているMFX Solutions(MFXソリューションズ)と提携し、為替ヘッジ取引を行います。
MFX Solutionsはアメリカ合衆国ワシントンにオフィスを構え、これまでに取扱通貨数は70以上、また10億ドルを超える為替取引の実績があります。他にも、途上国のマイクロファイナンス機関に対して、為替リスクのマネジメント方法に関するトレーニングも行っています。
2015年12月現在の資本金は12.6百万米ドルとなっております。
主なリスク
主なリスク
! トレードファイナンスを受ける中小企業の信用リスク
本ファンドにおいて、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下、合同会社)が貸付を行うエストニアグループ会社はOvamba Cameroon Solutions Sarl(以下Ovamba社)が行うトレードファイナンスの売戻金を原資としてグループ会社貸付の元利金を返済します。そのため、トレードファイナンスを受ける中小企業の財産の状況、破たんその他の理由により困難となった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされるおそれがあります。
! 提携オリジネーター及びグループ会社、為替ヘッジ業者MFX Solutions(エムエフエックスソリューションズ)並びに当社グループの信用リスク
エストニアグループ会社は、Ovamba社グループのモーリシャス法人であるPan Africa Investment
Funding Limited PCCへの貸付けを介して、Ovamba社のトレードファイナンスに参加(パーティシペーション)します。そのため、Ovamba社、Pan Africa Investment Funding Limited PCC、クラウドクレジット株式会社グループ(クラウドクレジット株式会社、合同会社、エストニアグループ会社)が当該業務の遂行が困難ないし不可能となった場合に、本ファンドにおける収益の減少または費用の増加がもたらされるおそれがあります。また、為替ヘッジ業者であるMFX Solutionsが当該業務の遂行が困難ないし不可能となった場合は、為替ヘッジの取引が本来の効力を発揮できない可能性があり、また、MFX Solutionsに預託しているヘッジ担保金の全額が戻らない可能性もあります。これにより本ファンドにおける収益の減少または費用の増加がもたらされるおそれがあります。
! 法制度の変更リスク
日本またはエストニア共和国およびカメルーン共和国、モーリシャス共和国において、本事業の遂行に影響を与える法制度(各国間における租税条約及び税制を含むがそれに限らない)が変更された場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされるリスクがあります。
! カントリー・リスク
エストニアグループ会社は、カメルーン共和国の中小企業を対象にして、モーリシャス共和国の法人を介してカメルーン共和国のオリジネーターのトレードファイナンスに参加(パーティシペーション)します。そのため、エストニア共和国およびカメルーン共和国、モーリシャス共和国の政治経済情勢等の要因による影響を受けて本事業において想定外の費用または損失が生ずるリスクがあります。
! 元本損失のリスク
上記記載のリスクに加え「契約締結前交付書面」に列挙したリスクによりお客様の出資金について元本の損失が生ずるリスクがあります。
! 為替リスク
ファンドの貸付金の元本と金利部分に対して為替ヘッジを行うことで、ユーロ/円の為替変動リスクの低減を図りますが、為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。なお、出資金の一部(5.0%)から拠出されたヘッジ担保金は、運用開始時にUSドル貨に転換され、ファンド終了時にUSドル貨から円貨に転換されて出資者に返還されますが、その間の為替変動により為替差損が発生し、お客様に損失が生じるリスクがあります。また、エストニアグループ会社はPan Africa Investment Funding Limited PCCへの貸付けを介して、XAF(中央アフリカセーファーフラン)建てでトレードファイナンスに参加しますが、フランス政府が通貨ペッグ(※)を保証している為、この通貨ペッグが破棄されない限り、XAF/ユーロの為替リスクはありませんが、もしフランス政府がこの通貨ペッグを保証しなくなった場合には、お客様はXAF/ユーロの為替リスクを負うことになります。
※通貨ペッグとは、一般的に経済規模が小さな国などが経済規模の大きな特定の外国通貨との交換
レートを一定に保つ制度を指します。
運用レポート
「カメルーン中小企業支援プロジェクト」シリーズの他号レポート等をご覧いただけます。
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