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【米ドル建て】南部メキシコマイクロファイナンス支援ファンド4号
【社会(的)インパクト重視ファンド】

概要・リスク

本ファンドの概要
       
実質的な貸付先に対する貸付通貨 米ドル建て
表面利回り(※1) 年5.1%
投資倍率(※1) 1.055倍
最低投資金額/投資単位 10,000円以上10,000円単位
当初販売目標金額(※2) 30,000,000円
募集期間(※3) 2021年11月26日~2021年12月24日
運用期間(予定) 2022年1月~2023年1月(13ヵ月)
分配金支払い年月(予定) 2023年2月
分配金支払い方法 満期一括
担保・保証の有無

※1 表面利回りおよび投資倍率は、運用手数料<3.2%(年率換算3.0%)>を差し引いた数字となります。

   注:1)上記の運用手数料は運用開始時にご負担いただく形になります。
     2)運用益に対しては源泉徴収税が別途差し引かれます。
     3)表面利回りおよび投資倍率の詳細はこちらでご確認ください。

※2 投資家の皆様からの応募金額が少ない等によりファンドが成立しない場合があります。

※3 募集期間中に当初販売目標金額に達した時はその時点で募集を終える場合があります。



ファンドのリスク
 
実質的な貸付先その他の関係者の信用リスク
ファンドの資金は、匿名組合の営業者としてファンドを運営する当社のグループ会社からの他のグループ会社に対する貸付を経由して、最終的に海外の資金需要者(実質的な貸付先)に対する貸付債権の取得資金(貸付金または購入代金)に充てられます。
個々の事情や経済情勢等により実質的な貸付先からの返済が当初の想定通りになされなかった場合、または何らかの事情により上記のグループ会社の財政状態が悪化した場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、投資家の皆様への分配金額の減少や分配金の遅延などが生じるおそれがあります。


【本ファンドの場合】

<実質的な貸付先>
Avanza Sólido, S.A. DE C.V. SOFOM E.N.R.(メキシコ合衆国に籍を置く金融事業者)

<匿名組合の営業者として本ファンドを運営する当社のグループ会社>
クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)

<本ファンドからの借入金により実質的な貸付先に対する貸付けを行う当社のグループ会社>
Crowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)


  
為替変動リスク
為替レートの変動によって分配金は増減します。

【本ファンドの場合】

円/米ドルの為替レートの変動


本ファンドの貸付通貨は米ドル建てですが、Avanza社はメキシコで事業を展開しており収益はメキシコペソで得ています。メキシコペソはメキシコ内外の経済状況の動向次第で大きく変動しやすい通貨であり、メキシコペソの下落が米ドル建ての債務の返済に影響を及ぼす可能性がございます。このような為替リスクに備え、Avanza社は米ドルとメキシコペソの間で為替ヘッジ取引を行っており、一定のリスク軽減策は講じておりますが、何らかの事由でメキシコペソが下落した場合にAvanza社の返済能力にも影響が及ぶリスクがあることにご留意ください。
  

 ファンドの投資スキームに関わるリスク
当社のファンドは、関係各国の法制(各国間における租税条約や税制を含む)に従い、複数の関係者における業務の連携を伴う投資スキームを基盤としています。そのため、関係国における政治経済情勢の変動や法制の変更、関係者における業務遂行の困難や不能等により投資スキームが十分に機能しなかった場合、本事業における収益の減少または費用の増加がもたらされ、投資家の皆様への分配金額の減少や分配時期の遅延などが生じるおそれがあります。

【本ファンドの場合】


本ファンドに関係する国:日本国(当社およびクラウドクレジット・ファンディングの所在国)、エストニア共和国(エストニアグループ会社の所在国)、メキシコ合衆国(実質的な貸付先の所在国)


その他のリスク
その他のリスクやリスクの詳細等は本サイトにある「契約締結前交付書面」に記載しております。事前に必ずご確認ください。

貸付債権の管理、回収方針・態勢
実質的な貸付先に対する貸付債権について、エストニアグループ会社は、実質的な貸付先の経営環境、財務状況、株主・代表者等の異動状況などについて定期的なモニタリングを行っております。係るモニタリングを履行する中で、貸付債権回収への影響が懸念される状況を把握した際には、エストニアグループ会社は実質的な貸付先の詳細な業況把握や事業計画等の進捗管理を強化すること等により、回収に係るリスクの低減を図るとともに、当初予定するスケジュール通りの返済に懸念が生じた場合は、業況を詳細に注視しながらのリファイナンスや返済繰り延べ、貸付契約に基づく早期返済請求や裁判手続きによる回収等を慎重に判断し、適切に推進することで回収額の極大化を図ってまいります。

営業者・募集取扱者について
匿名組合の営業者 :クラウドクレジット・ファンディング合同会社
募集・私募取扱業者 :クラウドクレジット株式会社

※クラウドクレジット・ファンディング合同会社とはクラウドクレジット株式会社の100%子会社です

仕組み

本ファンドの投資スキーム

本ファンドは、クラウドクレジット・ファンディング合同会社(以下「クラウドクレジット・ファンディング」といいます)がクラウドクレジット株式会社(以下「当社」といいます)のエストニア子会社であるCrowdcredit Estonia OÜ(以下「エストニアグループ会社」といいます)に対して貸付けを行います。
その上でエストニアグループ会社はこの借入金を原資として、メキシコを拠点に事業を展開する金融事業者であるAvanza Sólido, S.A. DE C.V. SOFOM E.N.R. (以下「Avanza社」といいます)へ貸付けを行います。
投資家の皆様には、クラウドクレジット・ファンディングのエストニアグループ会社向けの貸付事業に対して出資していただきます。

 

・グループ会社貸付金は無担保で、貸付に係る基本契約に責任財産限定条項(エストニアグループ会社の返済義務の範囲を、エストニアグループ会社が各ファンドにおいて実施した貸付の回収金等に限定する条項)が付されております。
・クラウドクレジット・ファンディングからエストニアグループ会社への貸付金利は年利8.8%です。
・エストニアグループ会社からAvanza社への貸付金利は年利10.0%(単利)です。
・Avanza社に対する貸付利息に対しては、メキシコにおける源泉徴収税がかかりますが、これは資金需要者が負担します。
・エストニアグループ会社は送金に際して取引銀行に対して所定の送金手数料を支払います。
・エストニアグループ会社がAvanza社に対して米ドル建てで貸付けをするにあたり外国為替手数料等が発生します。
・エストニアグループ会社がクラウドクレジット・ファンディングに対して返済を終えた後にエストニアグループ会社に残った財産はエストニアグループ会社の収入となります。


 

本ファンドに関する重要情報

1.当社はクラウドクレジット・ファンディングとエストニアグループ会社の議決権を100%保有しております。                              
また当社の代表取締役である杉山智行は、クラウドクレジット・ファンディングの代表社員としての当社の職務執行者およびエストニアグループ会社の
Directorをそれぞれ兼務しており、両社の財務および営業または事業の方針の決定に関して影響を与える立場にあります。

2.クラウドクレジット・ファンディング、エストニアグループ会社およびクラウドクレジット株式会社(連結ベース)の主な経営・財務指標は以下のとおりです。

3.本ファンドに関する資金使途および事業計画の概要につきましては、上記の説明のほか、本サイトに掲載しております本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。

4.本ファンドに関する出資金は、金融商品取引業等に関する内閣府令第125条その他の法令に定める基準に則り、クラウドクレジット・ファンディングが開設するファンドの種類別・号数別に開設する預金口座で分別管理を行います。

  (分別管理を行う預金口座について)
   銀行の商号  株式会社三井住友銀行
   営業所の名称 日比谷支店
   所在地    東京都港区西新橋1 – 3 – 1
   口座名義   本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。
   口座番号   本サイトに掲載の契約締結前交付書面をご参照ください。
   
※分別管理を行う預金口座へ直接お振込みされないようご注意ください。

5.本ファンドに関するリスクにつきましては、「概要・リスク」タブに記載した説明に加え、本ファンドに関する契約締結前交付書面をご参照ください。
また本ファンドの譲渡や中途解約は、匿名組合契約書に定める場合を除きお受けできません。

6.出資いただいた後の本ファンドの出資対象事業の概況等につきましては、クラウドクレジット・ファンディングの委託を受けた当社が、ウェブサイト(マイページを含みます)に掲載する方法または電子メールにて送付する方法により投資家の皆様にファンド報告書を交付してお知らせいたします。

7.本ファンドに関する運用手数料は、出資額の総額が募集金額に達しないこと、またはエストニアグループ会社に資金を貸付け回収する事業が開始できないと判断したことを理由にクラウドクレジット・ファンディングが匿名組合契約を解除した場合等を除き、払戻しはいたしません。詳しくは本ファンドに関する契約締結前交付書面をご確認ください。

8.本ファンドの募集開始日現在、エストニアグループ会社には、返済の猶予を受けているクラウドクレジット・ファンディングからの他のファンドに関する貸付契約(責任財産限定条項あり)がございます。

貸付先情報

「南部メキシコマイクロファイナンス支援ファンド」シリーズ

 

実質的な貸付先の基本情報(※1)

業者の名称 Avanza Sólido, S.A. DE C.V. SOFOM E.N.R. 
所在地 メキシコ合衆国チアパス州
Avenida El Ocote 405 Manzana 5 Lote 3, Col. Las Nubes, Del. Tuxtla Gutiérrez, Chiapas, C.P. 29087, México
事業展開している
主な国・地域 
メキシコ合衆国
業種 マイクロファイナンス(※2)
設立年月日 2011年4月13日
主要メンバー 【Presidente】Óscar Cruz Torres
【Secretario】César Augusto Cruz Espinosa
【Tesorero】Óscar Ofelio Cruz Decelis
従業員数 122名
ホームページ https://www.avanzasolido.com.mx/ (スペイン語)
備考
(※1)2020年12月末時点の情報を掲載しております。
(※2)マイクロファイナンスとは、主に発展途上国の貧困者向けに小口の融資や保険などを提供することで、彼らの経済的自立を支援するサービスのことです。

 

本ファンドの実質的な貸付先の事業内容
本ファンドの貸付先であるAvanza Sólido, S.A. DE C.V. SOFOM E.N.R. (以下「Avanza社」といいます)は、メキシコ合衆国南部のチアパス州を拠点とする金融事業者です。Avanza社の事業はマイクロファイナンスと呼ばれるもので、多数の個人や個人事業主に少額の融資を行う事業を展開しています。
 

本ファンドの実質的な貸付先の財務情報等

決算年月 2018年12月期 2019年12月期 2020年12月期
金利収入 47,231 76,101 85,852
税引き後当期純利益 10,874 11,080 15,710
総資産 183,184 247,221 374,177
貸出金融資産 123,832 198,343 270,959
総負債 131,727 184,684 295,930
純資産 51,457 62,537 78,247
未解決訴訟数  ー
その他特記事項  なし  なし なし

単位:千メキシコペソ
監査法人:De Anda, Torres, Gallardo y Cía
※毎年の監査済報告書については、通常期末から6か月以内の提出を求めており、各社から受領次第、内容を更新します

メッセージ

本ファンド組成にあたって投資家の皆様へお伝えしたいこと


Avanza社の運営メンバー



本ファンドの当社担当者からのメッセージ

本ファンドは、メキシコ合衆国南部のチアパス州を拠点にマイクロファイナンス事業を展開するAvanza Sólido, S.A. DE C.V. SOFOM E.N.R. (以下「Avanza社」といいます)に対し、米ドル建てで貸付けを行うものです。
 

 金融包摂(※)を実現するメキシコのマイクロファイナンス機関に対する貸付け案件です。
本ファンドは米ドル建てで13ヵ月間運用し、募集時表面利回り(年率換算、税引き前)は5.1%です

(※)金融包摂とは、貧困者や零細・中小企業など、これまで金融サービスにアクセスすることが難しかった個人や法人に対して適切なコストでこれを提供していこうとするものです。

【Avanza社について】
 Avanza社は、2011年にメキシコ南部のチアパス州で設立された金融事業者です。Avanza社の事業はマイクロファイナンスと呼ばれるもので、多数の個人や個人事業主に少額の融資を行う事業を展開しています。
 メキシコには商業銀行からの借入ができない個人や個人事業主が多くいますが、ここに目を付けたのがAvanza社です。複数の顧客を一つのグループにまとめ、それぞれに連帯保証を負ってもらいグループに対して融資を行うという手法でこの分野の融資を拡大してきました。商業銀行からの借入ができない以上、なかには信用リスクの高い顧客もいますが、Avanza社はこのようなグループ融資の仕組みにより信用リスクを低減した形で融資を提供しています。
 このビジネスモデルが機能し、Avanza社は徐々に事業基盤を拡大してきました。創業はチアパス州ですが、創業から10年以上が経った現在はメキシコ南部を中心にタバスコ州、ユカタン州、ベラクルス州、ケレタロ州、イダルゴ州でも事業を展開しています。



【本ファンドの社会インパクト】 
本ファンドは、伝統的な金融サービスへのアクセスが限られるメキシコ南部の個人や個人事業主に資金を届けるという「金融包摂」の側面を持ったものです。本ファンドの資金は、最終的に個人や個人事業主に届けられ、購買力の向上やビジネスの拡大に役立てられることを見込んでいます。そのような社会インパクトを持った本ファンドへの出資に興味を持っていただけますと幸いです。


【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響】
 Avanza社が事業を行うメキシコでは、新型コロナウイルス感染症の感染状況に応じて各州を「赤、橙、黄、緑」の4色に色分けし、その色に合わせた感染予防対策を実施しています。Avanza社の本社があるチアパス州は、2021年7月末時点で「緑」に区分されるなど感染状況は相対的に落ち着いており、ワクチン接種も徐々に始まっている状況です。しかしながら、メキシコ全体では2020年7月末時点で新型コロナウイルス感染症の確認患者数は累計300万人弱、確認死者数は約24万人となっており、世界各国の中でも感染拡大が深刻な国の一つといえます。

 このような状況下、Avanza社は市民の生活に欠かせない金融インフラの一部としての役割を果たし、2020年は増収増益を実現しています。Avanza社が逆風下でも事業拡大を遂げていることなどを踏まえ、当社は本ファンドシリーズを提供することを決定いたしましたが、今後もメキシコにおける新型コロナウイルス感染症の拡大状況やAvanza社の財務状況を慎重に注視してまいります。

過去の運用実績

「南部メキシコマイクロファイナンス支援ファンド」シリーズ


【満期時運用レポート】

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【運用状況報告】

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